ホワイトニングサロンを使った歯を白くするセルフホワイトニング

近年は芸能人や歌手だけではなく、

一般の人でも歯を白くする「ホワイトニング」の施術をする人が多くなっています。

過去、ホワイトニングというと、歯医者で施術してもらう「オフィスホワイトニング」と、

歯医者で作ってもらったマウスピースを使って自宅で行う「ホームホワイトニング」がありました。

今回は、ホワイトニングサロンで行う「セルフホワイトニング」
についてご紹介します。

ホワイトニングサロンで行うセルフホワイトニング

最近は、専門のホワイトニングサロンが増えており、

自分で歯医者で行うようなオフィスホワイトニングができるようになっています。

オフィスホワイトニングと全く違うのは、サロンのスタッフが施術にタッチしないということです。

例え歯ではあっても、人の体の部位をいじることは医療行為に当たるため、

法律によって歯科医師や歯科衛生士の資格を保有していない人が歯の施術をすることはできません。

そのため、サロンのスタッフが利用者の歯に触れることはなく、利用者が全て自分で行います。

また、歯医者のホワイトニング剤には医薬品が用いられますが、

サロンは医薬品を使えないため、人の体に影響しない効能の低い薬品が用意されています。

ちなみに、セルフホワイトニングはその名の通り、自己責任で行います。

例えば、施術によって口の中に炎症が生じた場合、歯医者であれば適切な処置を施してもらえますが、

サロンは病院ではないため、治療ができません。

セルフホワイトニングのメリット

セルフホワイトニングのメリットには以下が挙げられます。

1）安い費用

利用代金は1回3,000～5,000円程度と、

歯医者によるオフィスホワイトニングの料金と比較すると5分の1以下になっています。

2）小さい痛み

ホワイトニングサロンは歯医者で使用するような強い効果のある薬剤を塗布したり、

強力なライトを照射したりしません。

従って、薬剤が歯茎についてヒリヒリしたり、ライトの熱で痛みを感じたりすることがありません。

ただその分、歯医者のホワイトニングより効果が劣ることは否めません。

3）自由なスケジューリング

施術日を歯科医師のスケジュールに合わせる必要がなく、

自分の都合の良いスケジュールで施術ができます。

セルフホワイトニングでも、

飲食物や喫煙によって歯の表面に付いた汚れ(ステイン)を落とすことができます。

回数を重ねるごとに歯が白くなっていきます。

セルフホワイトニングの施術の流れ

ホワイトニングサロンごとに施術方法の若干異なる点はありますが、

基本的な手順はどのサロンでも変わりません。

なお、1回の施術で4)～6)の手順を数回繰返します。

1）スタッフによるカウンセリング

施術における説明があり、、疑問点や不安なことはスタッフに相談できます。

2）歯磨き
施術前に利用者自身で歯磨きをします。

ホワイニングの効果を上げるには、歯の表面や歯間の汚れをしっかり落とすことが必要です。

3）ゆすぎ

歯磨きの後に水で口をゆすぎ、水分をティッシュなどでしっかり取ります。

4）薬剤を歯の表面に塗布

薬剤を歯の表面に均一に塗ります。

その際に、薬剤が歯茎に付着しないように注意します。

5) LED ライトの照射

LED ライトを薬剤の上から照射します。

照射時間は使う機械によって異なります。

6）薬剤の拭き取り

照射後、歯に残っている薬剤をよく拭き取ります。

セルフホワイトニングでは、利用者の歯の状況にもよりますが、

一般的に週1回の頻度で1ヶ月通うと歯がだんだんと白くなっていきます。(計4～5回の施術)

まとめ

ホワイトニングサロンで行うセルフホワイトニングは、

歯医者で行う施術とほとんど同じことを行います。

また、安い費用で施術ができ、痛みをあまり感じなくて済みます。

ただ、サロンは医療機関ではないため、

歯医者で行うホワイトニングより薬剤やライトの強度が低くなっています。

その分、何回かサロンに通う必要があります。