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季節の変わり目の肌荒れ対策について①

 

季節の変わり目は体調に変化が出やすいですが、肌にも同じように変化が出やすくなります。

毎年同じ時期に肌荒れがする方、季節の変わり目に突然肌荒れができたという方など、

様々なケースがあります。

一口に季節の変わり目といっても、季節によって状況は全く異なります。

今回は、それぞれの季節に肌荒れを起こしやすくなる原因と対策法についてご紹介します。

 

肌荒れの症状とは

肌荒れにも様々な症状があるため、

鏡で自分の肌にどのような症状が出ているか確認してみましょう。

肌荒れしやすい場所としては、主に額・鼻・顎のいわゆるTゾーンや頬、口周りが挙げられます!

 

赤みがある

肌に赤みがある場合、炎症が起こっている可能性が考えられます。

乾燥や化粧品かぶれで肌のバリア機能が低下していたりする場合、

外からの刺激を受けやすくなってしまうのです。

刺激をうけることで、体の中の免疫機能が働き、

皮膚の下にある毛細血管が広がることで赤みが出てきます。

 

かゆみがある

かゆみは、肌の乾燥によるバリア機能の低下や紫外線・花粉・金属・化粧品などの外的刺激により、

免疫機能が働いてヒスタミンといった神経伝達物質が分泌されることで起こります。

かゆいからといって掻きむしってしまうと肌が荒れ、

さらに炎症やかゆみを引き起こすという悪循環に陥ってしまうので注意しましょう。

 

吹き出物ができる

顔にできる吹き出物には、

赤く腫脹したもの[赤ニキビ]から中に膿が溜まってしまったもの、

毛穴に詰まった皮脂が外気にふれて黒ずんでしまった黒ニキビなどがあります!

 

乾燥してカサつきやザラつきがある

肌が乾燥していると、肌のターンオーバーがうまくいかず角質が厚くなったり、

表面の皮がめくれたりしてしまいます!

その状態が続くことで、肌のバリア機能が低下し、さらに乾燥してしまうという悪循環に陥ります。

 

 

季節別に起こりやすい肌トラブルについて

気候やアレルギーなど、季節の変わり目に肌荒れを起こしやすい要因は様々なところに存在しています。

 

冬から春

冬から春にかけての時期は、冬の間の乾燥などで肌のバリア機能が低下している状態となります。

そこに、スギやヒノキの花粉、また春先の強風でホコリがつくなどすることで、

肌が刺激に耐えられず、赤みやかゆみを引き起こしてしまうのです。

花粉症による鼻炎や目のかゆみがなくても、花粉による肌荒れは起こります!

また、新年度で環境の変化からストレスがかかることもあり、

精神的な負担が肌に出やすい時期でもあるので注意が必要です。

 

春から夏

春から夏にかけての時期は、紫外線がより強くなっていきます!

アレルゲンは、イネ科のものや、湿度が上がることによるカビ由来のものが発生することも。

また、冷房の効いた部屋で過ごすことで、肌が乾燥しやすくなるので気をつけましょう。

 

夏から秋

夏から秋にかけては、夏の強い紫外線で受けた肌内部のダメージが表面化してくる時期です。

シミやシワが濃くなったり肌がくすんだりするほか、化粧水がしみるなどのトラブルが起こる場合もあります。

また、秋の花粉症と言われるように、

ブタクサやヨモギのアレルギーによって肌にかゆみが出やすいのもこの頃となります。

 

秋から冬

秋から冬にかけては、気温の低下により血行不良や免疫力の低下が起こりやすい時期です。

日が短くなることで気分が落ち込む方もいるなど、精神的にも大きく影響する時期となります。

湿度の低下や暖房器具の使用により、肌が乾燥してかゆみを引き起こしやすいほか、

年末の大掃除でダニやハウスダストのアレルギーに注意が必要です。

 

 

次回は、季節の変わり目に肌荒れが起こる原因と、

季節の変わり目に気をつけたいスキンケア、生活習慣についてご紹介します!